毎年1年生の最初の授業で、
「インターネットとは」
「ブラウザのことではありません。ルータを介して、ネットワーク同士がつながるネットワークのことをインターネットと呼びます。メールもWebもインターネットの1アプリケーションにしかすぎません。」
という説明をしてきた。
しかし、この説明はもはや違うのではないかと思う。TCPやIPを知らなくてもインターネットは使えるのであり、インターネット、もしくはネットとは、コミュニティのことを指すべきであるというのが、今流の説明である。
そうすると、インターネットの最下層には、物理層ではなく、Webがあり、その上に、Blog、SNS、Twitter、email等の中間層がのっかり、上にコミュニティが形成される。
さて、
これ同様に、センサネットワークが、センサを無線リンクで相互に結び、ネットワーク化したものであるという説明はやめた方がよい。区別するために、センサネットワークではなくセンサネットと呼ぶことにすると、
センサネットは、最下層に、従来センサネットワークと呼ばれていた仕組みや、twitterや、ヒューマンプローブにより集められた「実世界からセンシングされたデータの集合体」があるものとする。中間層にコンテキスト抽出や、フィルタがあり、上に「推薦」「行動誘発」等の応用層がある。つまり、物理的なセンサとか、無線といった実物に束縛される必要はない。
さらに、HTMLからXMLへの変化があったのと同様、センサネットで提供されるデータは、人に使われるだけでなく、電力、水道、ガス等社会インフラに直接提供され、一体化していく。

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