2010年4月24日土曜日

おしんとTCPの類似性

「おしん」をDVDとNHKオンデマンドとで、やっと見終わった。思い出したように、続きをみるようにしていたので、結局2年以上かかった。2年以上かかった理由は、3つある。
(1) レンタルDVDがなく、高いDVDを購入しなければならない。全部7巻あり、とても次々と買えなかった。
(2) いじめられる場面が見るに忍びがたく、「次見よう」と思うまでに勇気を必要とした。
(3) 「おしんなんて、少女時代だけ見ればよい」という意見もあり、そんなものかと思った。

「いじめられる」という観点では、少女時代のご奉公よりも、佐賀の姑さんの方がすさまじかった。高森和子さんの演技には感心する。

しかし、全体を見通すと、おしんを「いじめられることに耐える」物語と捉えるのは誤りではないかと思う。何度無一文になっても、また這い上がり、這い上がる中で生きがいを感じるところに骨子があるように思える。これは、通信の世界で言えば、TCP (Transmission Control Protocol) の congestion window の制御に似ている。パケットロスが起きて、ウィンドウサイズを下げるのはいいが、懲りもせず、また上げ始める。TCPを「おしんプロトコル」と名づけたい。

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